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2017年 04月 05日
2017年4月2日(日)夜9時から11時10分、テレビ朝日、ドラマ「人間の証明」
先入観なしで見たかったので、珍しく原作も読まず過去の映画やドラマも動画サイトでチェックせずに見ましたが、2時間中ずっと集中力が途切れることなく惹きこまれた。藤原さんが言っておられた通り、名作でした。監督もカメラワークも脚本も良かった。 麴町東署の棟居刑事を藤原竜也さん 捜査一課の横渡刑事を緒形直人さん 八杉恭子を鈴木京香さん この三人の俳優が素晴らしかった。 藤原さんの静かな演技は予想通り見ごたえがありました。怖いくらいの憎しみや恨みを秘めた台詞回し、充血して潤んだ目の演技。登場した時から問題児のような立ち位置の彼を、大きく包み込むような年上の相棒の緒形直人さん。こんなに演技が上手くて味のある俳優さんを今まで知らなかったなんて。藤原さんと二人のシーンが多かったけれど、場面によっては緒形さんの方を見てしまう程、しみじみいい俳優さんだなぁと見惚れました(後からネットで検索しました) 鈴木京香さんは変わらず美しく品があって、演技も素晴らしかった。藤原さんとの二人のシーンは、新選組!での共演を思い出して感無量でしたが、お二人ともに上手くなっておられて、見ごたえがありました。ホテルの「ストーハー」を見た時に鈴木さんが漏らした息がリアルで、一緒にため息が出てしまう。ジョニー役のラバンスさんが美青年で清らかな空気感がある人なので、打算で生きてきた八杉と対面するシーンではその対比ゆえにジョニーの純粋さを目の当たりにした八杉が母性に揺れ動く様が際立ち胸が押しつぶされましたし、ジョニーの思いが切なくて泣きそうになった(母が後ろで一緒に見ていたから辛うじて堪えました)。泣けなかったからか、その後ずっと胸が苦しいままで、いつまでも寝付けなかった。 母に捨てられ父を米兵に殴りものにされ誰にも助けてもらえなかった辛い過去から、憎しみで犯人探しに突っ走る若い刑事棟居と、人の情けを説く穏やかで頭が切れる(のに杉下右京みたいに嫌味じゃなく)優しい横渡刑事。いいコンビです。昭和の刑事バディものでシリーズ化して欲しいけれど、セットが高くつきそうだから無理でしょうか。建物や車、家電からボールペンまで細かく昭和を再現されていました。チキンラーメンも卵用のくぼみがなかった。そんなところまで再現されるなんて、細かいわぁ(思わず食べてしまいました、くぼみのあるチキンラーメン。意外と量が多いし、お湯をかけただけでは卵は煮えません) 藤原さんの震えるような声、緒形さんのどっしり落ち着いた声、お二人とも静かだけれど低く響くいい声。棟居の怒りと憎しみを優しく受け止め、無茶な捜査を時に諌め時にカバーする横渡の包応力には、見ている方も息苦しい話の流れから救われる思いがしました。ラーメンを作ってあげたのに迷惑そうにする棟居が、お弁当を一人分しか買わないのに、怒らないんだから、どんだけいい人なんだ横渡刑事。思いがけない入浴シーンでも、肩までつかれってお父さんみたいに優しいし。刑事ものでこういうコンビって見たことがないから、一年に一回でいいからぜひシリーズでやって欲しいな。ダメなら緒形さんとの昭和が舞台のドラマか映画の共演を希望します。
by shintoku0
| 2017-04-05 19:33
| 藤原竜也 メモ
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Comments(10)
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ryo
at 2017-04-08 09:51
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母さま、コメント遅くなりましたm(__)m
良いドラマでしたよね! 前にも言いましたけど、私は映画を見ている世代で原作も読んでいて、お話も展開も分かっているんですが、40年ほど前のこと(!!)ですので、比べるという意識もほとんどなく見られました。母さまのおっしゃるように、お三方がすごく良くて、棟居vs八杉の対決と、棟居&横渡の相棒ぶり、とが素晴らしかった。。。 緒方さんはデビュー当時を知っていまして、大河ドラマでも少し拝見したのですが、失礼ながら、若い頃は、うーん、、、と思っていたのですよね(汗)。お父上が私たちの世代では凄い方でしたので、どうしても引きずられてしまって。でも、年を重ねられて改めてこのドラマで、あ~、こんなにいい俳優さんになってらしたんだって、(失礼ながら)見直してしまいました(大汗)。 電話と煙草に代表される(苦笑)、若い頃に見ていた昭和の刑事ドラマ・映画の雰囲気、しみじみ良かったです、、、
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ryo
at 2017-04-08 10:35
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ごめんなさい!
緒方→緒形さんですよねm(__)m
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shintoku0 at 2017-04-08 11:17
ryoさま こんにちは!
コメント頂いて嬉しいです〜♪ 王様のブランチがこちらでは見られないのでウズウズしていたところでした。もう世間ではリバースに話題が移って入る頃なんですよね(苦笑) 昨夜ももう一回見直したんですよ、ほんと良いドラマでした!(私も最初のメモで2箇所緒形さんの名前を緒方さんと間違えて載せていて慌てて訂正していました。また横渡を橋渡って書いてしまってたのをryoさまのコメントで気づいて訂正しました。大汗。ありがとうございます) 取調室での三人の演技が素晴らしかったです!八杉が自分が殺したと言い切った時に棟居が椅子から飛び退くところなんて、母の愛の強さで吹き飛ばされたような演出で、その時に棟居が横渡と顔を見合わせてからゆっくりと八杉と向かい合うところなんて、三人の心の動きが細かく演出されていて、その演出を見事に三人が演じきっておられる!本当にいいドラマだったと思います。エンディングでの朗読が歌と最後まで重なっていたのは私の友人には不評でしたが(ATSUSHIさんの歌目当てだった友人なので)、藤原さんの朗読の声が好きな私でも最後の方はじっくり歌を聞きたかったなぁって思えましたし。
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ryo
at 2017-04-08 11:56
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すみません、今、PCの前に居まして(苦笑)、またコメントさせていただきたくなりました。
リアルタイム時は、あの時間だと家族の邪魔が入るので、録画しておいて後からゆっくり見るようにしたんですが、終わってすぐに、もう一度見返してしまったくらい、集中の途切れない、そしてそれぞれのお芝居を何度でも楽しみたいドラマでした。 犯罪ではなく犯人を憎む棟居の闇。途中、重要な関係者が谷底に「落ちた」「事故」があったときに、うっすらと笑むシーンにもぞっとしました。かと思うと、捜査会議で無言で背を向けて挙手をするしぐさが妙に可愛いと思ってしまったり、さっさと一人分のお弁当を買う勝手さにクスッとしたり。ああいうのって、藤原さんだからこその魅力のように思えます(はい、贔屓目です)。 歌はね、40年前のものでも覚えているくらい印象的な名曲で、そうですね、あのエンディングではじっくり聞きたかったですよね~。
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あんこ
at 2017-04-08 15:29
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こんにちは~♪ちょこっとおじゃまします、、、
003の母さん まだまだ人間の証明の余韻に浸ってますから、メモありがとうございます!! ryoさんと同じく原作読んでます。映画もテレビでですが見てますし、影響されて西條八十詩集を読んだり(笑) でも当時の俳優さん達の印象はあまり無く、、、汗 切ないストーリーや映像、テーマ曲の懐かしさから、今回のドラマを楽しみにしていました♪ 藤原さん達、魅せてくれて!!涙を我慢するの大変でした(苦笑) 録画をひとりで見直します。涙と鼻水をいっぱい流します♪(笑)
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shintoku0 at 2017-04-08 16:39
ryoさま もう皆さんリバースに進んでおられるんだなぁ私だけ停滞してるのかぁって思っていたところですし、一緒に話してくださって嬉しいです!いつもありがとうございます♪
あの偉そうで憎たらしく暗い役を藤原さんが演じると魅力的で可愛くさえあるという、これはファンじゃなくても感じるんじゃないかと(贔屓目ですかね。笑) こんないい作品が視聴率8.4%って、勿体無いことしてる人たちが一杯いるんですね。映画館でやるよりは多くの人に見てもらえたのかな。テレビ朝日って「遺恨あり」「いねむり先生」と藤原さん主演で良いドラマ作りしておられますね。 さっき調べてて気づいたんですが、緒形さんのお父さんって古畑の「黒岩博士の恐怖」で医者の犯人役をやっておられた緒形拳さんなんですね。「あたりめ」が印象的でよく覚えている回ですが、二世の俳優でこんなに上手いって凄いことですよね。お顔もそっくりだわ。今頃ですが気づきました(汗)
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shintoku0 at 2017-04-08 16:43
あんこさん こんにちは〜♪
よかった〜!一緒に余韻を楽しめて嬉しいです!! 今日は野球がコールドになってしまって、PCに戻ってきたら嬉しいコメント♪ありがとうございます! ネットで感想を見てたら原作にあるアメリカへ渡って捜査するシーンがとても大事なのにって書いておられる人が何人かいたので、読んでみたくなり来週図書館で借りることにしました。映画の松田優作さんがどんな風に演じられたのかも興味はありますが、本だけでいいかな(汗)せっかくの藤原さん主演作ですし、このドラマの余韻を味わっていたいと思います(泣くのを堪えたらものすごく胸が苦しかったし、今度は一人の時に見てみたいです。3回目でも泣いちゃうかな)
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ryo
at 2017-04-08 22:31
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あんこさん~!!
こんばんは!!お久しぶりです!! (母さま、何度も失礼します) 原作も映画もご存知のお仲間がいらして嬉しいです。 でも、以前の作品と比べてどうこうではありませんよね。 母さま、原作と映画では確かにニューヨークのシーンはとても重要でしたし、特に当時の日本映画の状況でアメリカで一流の俳優さんたちを使ってのロケはとてもインパクトがありました。棟居と八杉との間に、実は強い関係があったということも描かれていました。ただ、私にはやはり今回のドラマはドラマとして、それが省かれていたとしても、良かったと思っています(本庁や所轄の刑事さんたち、轢き逃げされた奥さんを探すご主人、の演技も好きでしたし♪)。 本当に何度もお邪魔してごめんなさいm(__)m
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shintoku0 at 2017-04-09 09:56
ryoさま こんにちは〜!
コメントありがとうございます♪ あんこさんとryoさまお二人に原作や映画のお話が聞けて有り難いです!ますます読みたくなりました!!(数日中に図書館で借りる予定です♪) やはりニューヨークのシーンが重要だったんですね。原作や映画を知っている人の中には物足りないと感じられた方もいらっしゃったわけですね。でも知らずに今回のドラマを見ると、とてもスムーズな流れで話はまとまっていたと感じましたし、シンプルで良かったんじゃないかと。 「遺恨あり」もそうでしたが、登場人物全員に存在感があって細部にまで神経が行き届いている作品は見ごたえがあります。蜷川さんの演出を思い出していました(蜷川シアターは上映時間がわからないしまだ前売り買ってないんですよ。ぴあの窓口で聞いても分かりませんでした)
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shintoku0 at 2017-04-16 10:05
図書館で「人間の証明」を借りて読みましたのでご報告を(笑)。竹野内豊さんが表紙になった文庫本でした。前半はドラマと違って卑猥で、行間からにじみ出る卑屈さ(お金持ちやエリートに対するひがみのような)嫌な感情に戸惑いました。この作家の本は読んだことがなかったんですが、こういう作風なんでしょうか。後半は面白く一気に読みました。
原作では様々な人間が絡み合い入り組んで話が進んでいく面白さはあるんですが、これをドラマは骨格はしっかり残しつつシンプルな話に本当にうまくまとめたなぁって感じいりました。三人の役者に焦点を絞って人となりを細かく描くことで骨太な作品になったのはスタッフとキャストの力量によるものでしょうね。またいい作品を残してくださった。 「リバース」の文庫本は藤原さんと戸田さんが表紙カバーになったのを買いましたが、ドラマが終わるまで読まずにおきます。
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