1999年12月19日『アッコにおまかせ』に藤原竜也さんと西岡徳馬さんがゲスト出演した時の事。1週間前に出演する予定だったが、駅伝の為にこの日に延びた。
西岡さんはダンディな黒いジャケット姿。藤原さんは、青系のチェックのジャケットの下に赤いTシャツ、茶系のチェックのハーフパンツ、白い靴下にベージュのクツ。普通の人に、この組み合わせを着こなすのはとても無理。髪型は、『唐版・滝の白糸』のポスターに載っている長髪ではなく、蜷川さんに断わりもせずに切って稽古場に現われて驚かせたというショートへヤー。このファッションにぴったりで、とても可愛い、そして若い!
二人が登場すると、スタジオ見学者から悲鳴のような「たっちゃ〜ん」の声が上がる。西岡さんが、愛おしそうに藤原さんの肩を両手で抱きかかえ、皆に自慢するように微笑んで席につかれる。
登場した時から、何故か藤原さんは、しきりに右手の親指と薬指をこすり合わせて、指先を気にしている。その仕草がしばらく続き、目につく(何があったんだろう)
アッコさん「失礼な言い方ですけど、親子のような」
西岡さん「そうですね、そんな感じですよ」
アッコさん「かっこいい息子に、かっこいいお父さん。現実にはありえないな」
この二人の関係は、というところで、『唐版・滝の白糸』のポスターが運ばれてくる。
アッコさん「私ね、これ見て笑っちゃったんですけど、共演者が、せんだ光雄、ビート・キヨシ、つまみ枝豆。これひょっとして、蜷川さんが捨ててるんですかね」
西岡さん「いえ、蜷川さんがお選びになったんですよ。せんださんも真面目にやっておられますよ」西岡さんが話しておられる時、藤原さんが何故か後ろを振り向いている。
藤原さん「僕とやってる時は、ねっ、すぐに携帯電話持ってて、代わってって言われますけど(笑)」
このあと、稽古場での話になり、西岡さんが藤原さんをベタ褒め。今日は時間がないので、つづく。