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2007年 10月 08日
芝居を観終わって、怒った顔で劇場を出た。
芝居の筋書きに対してこんなに腹が立つのは珍しい。 『ヴェニスの商人』、長い東京公演の間、ネタバレも本の解説も読まず待ち続け、 兵庫公演を一回きりの観劇。 いつもは芝居が始まる前に、ロビーで買い物をしてから、舞台に近づきセットを吟味、客席の色んな角度から眺めつつ、自分の席について双眼鏡のピントを合わせ、一度トイレに立ってから、席に坐り直して静かに幕が開くのを待つのだけれど。 今回は、ロビーで仮装した人達のパフォーマンスにつられてウロウロしている間に時間がきてしまい、集中する間もなく芝居が始まっていた。 舞台上には左右に大きな建物、前のほうの端っこの席だと見えない瞬間がありそうなくらいうっとおしいけれど、最後の夜明けのシーンで右側の建物の壁に映し出された木の枝のシルエットは美しかった(これがやりたくて、こんな建物を作ったのかと思えるほど)。手前と奥には黒いゴミ袋のようなものを繋げて海を表わし、時には壁になる。 水の都ヴェニスの入り組んだ陸地は、大理石風に描かれたアクリル板が敷かれていて、下から色んな色のライトを当てられて綺麗に輝いている(ちょうど私の席が客席の前から3分の2あたりのど真ん中だったので、見やすかった)1ケ所アクリル板が割れていて危ない。左右へとつながる路は木の橋で表現。全体的にオーソドックスというか(古くさいというか)正統派のセット。光を際立たせるためにか、照明が暗い。 舞台には最初、木が3本(ロビーにいた時、人が入っていると気づかぬふりをして葉っぱに触ったり押してみたり。自分でも微妙にがめつい行為をしてしまったと反省) 白いフリフリの道化師のような衣装をつけた藤原さんが舞台上を一瞬走り回ると、気分は一気に盛り上がる(なんて特徴のある身のこなし!) 始まったぁ〜、ちょっと待って、まだ心構えが・・・ 徳馬さん(徳の字に1本足りないけど、漢字変換できないので御容赦を)が、いきなりの女装で登場すると、さっそく笑い声が起きる。やっぱり喜劇か・・ キラキラ光るアクセサリー。どうしてあんなに光るのか。素材は何・・ 藤原さんのシーンだけつまんで観れば、こんな可笑しくて楽しい芝居はない。 最初の白い衣装も可愛いし、 クリーム色のスーツ姿も凛々しい(クツの色が、どうかと思うけど) モロッコ大公の黒塗りの丸い顔に丸いアフロ頭。どっと笑い声(あんなに丸顔だっけ) アラゴン大公のハグキ色のマウスピースにチョロっとしたヒゲ。わざわざ虫眼鏡でドアップにして見せてくれるブサイクな顔。こちらも負けずと双眼鏡。笑い過ぎて手がブレる。 時々、スにもどったような声の調子で「えええ〜えっ!」等とダダをこね、これがまた可愛い。普段もきっとあんな感じなのかな・・・ ただ、今回はノドが相当傷んでいる様。お腹の底から圧力をかけてノドを通して一気に押し出すような無理な発声の仕方で、いつもと全く違う声。オレステスの時のほうがまだいい声だった。モロッコやアラゴンの最後に張り上げた声が、ガラガライガイガで苦しそう。 アントーニオの窮地を嘆いて涙する時、何度も鼻をつまんでいたし、二回ほど咳を押し殺していた。裁判のシーンで小林さんと並んで後ろに立っている時、表情が平板になることもあった。長い公演で、この役は相当きつかったんでしょう。 芝居を観終った直後に、胸にあるのは、なんと怒り。 シェイクスピアが何を言いたくてこの芝居を書いたのか知らないけれど(調べていない)、商売上手なユダヤ人に対して、日頃、苦い思いをさせられていたキリスト教徒たちが、ああ、胸がスッキリしたと、喜んで拍手している様が想像できる。 この芝居を観て、溜飲を下げたのではと勘ぐりたくもなる。 ユダヤには何の恨みもない私は、シャイロックへのあまりの仕打ちに、ただただ腹が立つ。 ラストで、優雅なキリスト教徒たちが、指輪騒動でふざけ合い、アント−ニオの船が無事だというお目出度いニュースに喜び合い、シャイロックが死んだ後の財産を娘と婿がもらえると分って喜び合う。 嬉しいか?楽しいか?ハッピーか? よこちんが、じゃなくてロレンゾ−がジェシカ相手に星空の下、月や音楽をたたえるシーン。 変でしょ。恋人に父親が蓄えたお金や宝石を盗ませておいて、月がキレイ、音楽が美しいなんて、どのつらさげて言えるのか(おっと、失礼) ジェシカも、一応、目を真っ赤にして涙する場面もあるのだけれど、あまりにも薄情。遠目ではせつなさが伝わってこない。 市村さんご自身は、ひどい目に合わされる役が好きだと言っておられるが、もっと悪い人を演じてもらわないと、観る方は合点がいかず不愉快。きっとあれからシャイロックは、またしぶとく生きてお金を稼ぐんでしょうけれど、他のシーンに埋もれて影が薄い(セリフの語尾が流れてしまう事が何度も) 演出家ドーランさんは、この芝居について「差別や偏見とは何かを問いながら、一方で人の価値基準はどこにあるのかと問う芝居だ」と語っておられるが・・・ 芝居を楽しみ、芝居の中に込められたメッセージを後からじわじわと感じ取って考えさせられるというのであれば、納得もできるけれど、何故高いお金と時間をかけて、こんなにムカムカさせられるのか。何度も観れば、藤原さん達の可笑しいシーンや美しいシーンだけが印象に残ってゆき、楽しめるのかもしれない。世間知らずのポーシャのガサツな無邪気さも鼻につかないのかもしれない。 一度しか観られなかった私の場合は、時間と共に、記憶のザルからユダヤやせむしが抜け落ちて、キラキラ光る藤原さんだけが残ってゆくのかな。 あまりに気持ちがたかぶるので、珍しく観た直後に、直情的なメモを書いてみました。 あんなに久しぶりだったのに。きれいで可愛くて、面白い芝居を見せてくれたのに・・ 他にも楽しいシーンが一杯ありましたし・・ カーテンコールは4回。3回目からはほとんどの人が立ち上がって拍手。 藤原さんは徳馬さんと下手へ、大きく手を振りながら笑顔で(いつもよりは気持ちが入りきっていない感じも)、市村さんは上手へ横に飛び跳ねながら思いっきりの笑顔でした。 時間をおいて、またいつか書こうっと。 (この文章、決して誹謗中傷ではありません。読まれた方、どうぞ気を悪くなさらないで下さい)
by shintoku0
| 2007-10-08 15:00
| 藤原竜也 舞台
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Comments(35)
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彩
at 2007-10-08 16:40
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おかえりなさい!003の母さん!
実は私も同じ(似た)感想でした。シャイロックが哀れすぎる!あんたらそれでハッピーなの?と・・・。 そうなんですよ、もっとシャイロックをずる賢い高利貸しで金のためなら容赦しない悪いやつって色をイヤってほど着色していれば・・・。 じつは自分のブログに003の母さんと似た様な感想を書いてます(笑) 実際の宗教による差別・偏見はもっと残酷かもしれないですけど・・・ 書き手がどちらの側にいるかで物語って違ってきますしね。 我々日本人にはなかなか理解に苦しむ内容のお話です。
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at 2007-10-08 23:05
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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あんこ
at 2007-10-09 00:45
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感想をさっそく文章にして頂きありがとうございます~♪ 一回の観劇で、これだけの観察?がお出来になる003の母さん、付いて行かせてください!!(思わずこの言葉しか浮かびませんでした・・・苦笑) 初心者の私は、作品の感想というより、、、藤原さんしか視野に無く、、、それも良いも悪いも何でもいい~♪という、いい加減な視点(汗) お恥ずかしい限りです。
ただ、この台詞で笑うのは、不本意だけどって思いながら、笑った記憶が残っています。 深夜で、ボーっとして来ました(笑)中途半端ですが、、、またお邪魔します~♪
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あんこ
at 2007-10-09 10:51
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おはようございます!
深夜だから思考力が無いかと思いきや・・・朝も同じでした~~汗、、、引き続きお邪魔します~♪ 悲劇と喜劇は、表裏一体・・・心当たりがある、あらゆる差別を見せ付けられて・・・芝居なんだから笑い飛ばしたい(不謹慎か?)初めてのライブ鑑賞が、ヴェニスの商人の私は、素直に受け入れて、楽しもうとしました。生でしか味わえない空間が、嬉しくて・・・テーマなど考えないようにして、瞬間々々の魅力を楽しみました。003の母さんの鋭い観察力の感想を拝借して、いろいろと余韻を広げていきたいと思っています~♪♪
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003の母
at 2007-10-09 12:34
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彩さん、こんにちは!
元々、差別や偏見を真正面から取りあげた芝居って、あまり好きじゃなかったんですが、藤原さんの喜劇の部分を観たくて楽しみにしていました(汗) 「偏見や差別とは何かと問いかける」とドーランさんが語っておられるのは、たとえば、 モロッコ君がすりすりしてポーシャの手につけた黒い化粧を、ポーシャが「黒い人って、色がとれるのかしら」みたいな事を、シラ〜ッと言うシーンがありましたよね。ああいう無邪気な残酷さが、誰の心にも潜んでいるって言いたいんだろうな〜って事は分かりやすかったですが・・ 藤原さんが、弾ければ弾けるほど、空しく見えてきて・・ 笑ったんですよ、声に出して。なのに、何かひっかかる。 先日テレビで勘三郎さんの『法界坊』を見ました。残酷なシーンや差別的な事も盛り沢山なのに、独特の世界で包みこんでいてとても楽しめました。文化の違いなのかな・・ まだ、熟れていないのに書いてしまって、今ちょっと反省してます。 彩さんもブログをやっておられるんですか!読みたいです〜!! 公開しておられるんでしたら、是非アドレス教えて下さい♪
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003の母
at 2007-10-09 12:52
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非公開さま、こんにちは♪
私もあの唾を吐きかけるシーンはイヤでした(あんなに何回も!) 確か、娘の行方を捜してもらってたユダヤの友人も唾をかけられて、それをシャイロックがハンカチで丁寧に拭き取ってあげるシーンだったと思いますが、その友人の黒っぽい上着の左胸に白い唾がべったりとついていて。遠目でもはっきり見えるほど、酷いもんでした。 それと、京野さんが、遺産をもらえると知って喜ぶ夫を悲しげに微笑みながら見つめるシーンや、星空の下、愛を語り合う気分じゃないという仕草は、私が観た回でも上手く表現しておられました。 「上手く表現して」なんて、こういう言い方をするって、私、相当冷静に観てたって事ですね(汗)私の席からは、バ〜ンと全体が見渡せる舞台でしたから、いつもほど藤原さんに気をとられなかったのかも。 藤原さんの表情がくっきり見えない分、声には集中していました。声にいつもの迫力が感じられなかったのは、心残りです。 市村さんはカーテンコールで、出演者の中で一番の笑顔でしたね。つらい役だから、最後にとりもどさなくっちゃって、頑張って下さったんでしょうね。 楽しい思い出だけ残ってゆくような予感がします。
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LUICO
at 2007-10-09 12:57
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こんにちは~♪
私もあんこさんのように、初ナマ竜に興奮しきりで、地に足がついてない状態での観劇でした!ですから、できるだけシャイロックに共感しないように努める、という方針で観劇していました(それでいいのかよ!と思いつつ)。 戯曲を読んだ時点で、このキリスト教徒のユダヤ人差別は何なんだ!と調べることを誓ったのに、わからずじまい(泣)だから戯曲があんなんだから、そこはあきらめようと思っていました。 だから素直に楽しいシーンだけ見て、楽しめました。ヴェニスの商人を喜劇に出来るんだ!と思ったわけです。 まっ、いいわけだな。冷静に観劇できなかったわけだから。 その後、キリスト教徒は穢れた言葉を吐くときに、つばを吐いて悪魔よけ をする(ユダヤ人は穢れてるの?)とかキリスト教徒しか天国に行けないから、救ってあげようとの気持ちがあったのでは、とかわかってきて・・・ 本当に宗教のことはわかりません。 でも003の母さんの感想、一度見ただけで、こんなにいろんなものをうけとれて、本当に尊敬します。私も付いて行かせてください!
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003の母
at 2007-10-09 16:44
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あんこさん、こんにちは!
レス遅くなってすみません。 彩さんや非公開さんへのレスを書いてる時、文字数が400とかオーバーして送れず、どこを削ろう〜って焦って書いていたら、お昼休みが終わってしまいました(実はこれも今360削ってます。汗) 私ももっと楽しめばよかった〜、うらやましい〜 実は、今頃になってじわじわと藤原さんの芝居を観られた事を実感してきて幸せな気分になってるんですよ。遅っ! ゆうべも、寝床に入ってウトウトしたとたん、あのモロッコ君やアラゴンじいさんの身ぶりや声が蘇って、一人ニヤニヤしてました。こうやって怒りを忘れてゆくのかな・・
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003の母
at 2007-10-09 16:51
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あんこさんへ、(続きです。笑)
私も芝居の最初から、徳馬さんの女装を見て声に出して笑いました。受け入れ体勢が、この時点でパッチリ整ったって感じでした。その後の藤原さんのシーンでは、爆笑、微笑み、つっこみ笑い、等々、すなおに大ウケでした。なのにーーっ、ですよ! 劇場を出る時なんであんなに怒っていたのかな、私。 二回目に観たら、きっと藤原さんばかり見つめて楽しめただろうなぁって思えます。 それにしても声が荒れてましたね。がなりたてる時、かすれて聞き取れないなんて、初めてでした。それにあのアラゴンじいさんの仰け反り方!!腰を痛めそうでハラハラしました。無事終えられてホッとしてます。 釜山での笑顔がぼちぼちサイトに載っていますね、ちょっと紹介。 http://www.chosunonline.com/article/20071009000027 http://www.chosunonline.com/article/20071009000028
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003の母
at 2007-10-09 17:03
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LUICOさん、こんにちは〜♪
楽しめましたか!よかった!! (楽しい思い出に水をさすような文を書いてしまって申し訳ないです。汗。もうちょっと寝かせて書けばよかった〜) 初めてのナマ竜で、あの変幻自在の演じっぷりを目の当たりにしたら、それはもう、うっとりしたり笑ったり、素直に楽しめるだろうなあと思います♪声がガラガラだったのも気にならなかったかも・・ そうなんですよね、喜劇の部分だけ味わえばよかった(笑)心構えが間違ってましたわ、今頃遅いけど。 一度しか観られないからと、欲張って芝居全体を色々見過ぎた感があります。全部見渡せる席ってのも、考えものですね。席のせいにしてる(汗) ヴェニスやタイタスのような本は、映画の場合、もっと生々しく残酷だと聞いてます・・ ただね、藤原さんの表情は色々思い出せるのに、市村さんの顔はヒゲで真っ黒で表情が全然分らなくて、今浮かんでこないんですよ。 最初に登場された時、全身から受ける印象が、黒いコートを着たカピバラみたいで可愛いなぁと、一瞬思ったのも事実(笑)あれ〜っ、もう喜劇にしょうとしてる、私。
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あんこ
at 2007-10-09 23:30
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こんばんは~♪(すみません、、お邪魔し過ぎです・・苦笑)
003の母さんの熟れてない、直後の思いを綴られた感想文!うれしく思います♪ 「芝居の筋書きに対してこんなに腹が立つのは珍しい。」を目にした時、おお~? もしかしたら私も観劇直後は、何か後味の悪い、納得行かないものがあったんだったような、、でも初めてのナマ竜だし、無条件で嬉しかったのだし・・・と納得させてたの?と、思い出したのでした。 日が経つにつれ、ヴェニスが、日本で人気がある?のは、一休さんのとんち話のように、裁判を覆したり、ユダヤ人というより、金貸しが、やっつけられるっていう、爽快感か?反面教師の数々なのか? などと、こじつけて、ストーリーを正当化しようと試みたような・・・ぎょっ、自分の頭の中で考えるべき事をうだうだコメントしてます(毎度ですが・・汗)心の中ってコロコロ変わりますね(笑) 藤原さんの声は、私が観劇した時は、とっても素敵でした~♪ 釜山の情報ありがとうございます!しかし、アクセス出来なかったので、http://www.chosunonline.comで呼び出して、Chosun Online | 朝鮮日報 をクリックして、エンタメから、見ることが出来ました~♪
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at 2007-10-10 09:28
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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at 2007-10-10 11:05
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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うり
at 2007-10-10 21:46
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こんばんは。 観劇の感想、とても興味深く読ませていただきました。003の母さんがご覧になったので、ようやく私の感想を聞いていただける!とおもい、書き込みいたします。 最初に観た時は「シェイクスピアってホントにユダヤ人が嫌いなんだなぁ~」というのと「この芝居に、この演出ってどうなのよ?」と言う感想しかありませんでした。 これって喜劇??
確かにバサーニオはあんな感じなのかもしれないけど、なんか違う・・・と思ってしまったのはわたしだけでしょうか? この芝居が蜷川演出だったら、どんな感じかな~と想像してしまう今日この頃です。 とりあえず、藤原くんが元気でなによりでした!(・・・・っていうあまりにも観劇のコメントとしては貧祖でスミマセン・・・)
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at 2007-10-10 21:55
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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at 2007-10-10 22:57
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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003の母
at 2007-10-11 11:52
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たくさんのコメント頂きありがとうございます!003の母です。
一日お休みしていました(汗)レスが遅くなってすみません。 あんこさん、こんにちは〜♪ いえいえ、何度でも大歓迎、うれしいです!! 私の怒りの矛先が、偏見や差別ではなく筋書きや演出へと向かってしまって。今さらながら生意気な事を書いてしまったと冷や汗が出ます(文章の出だしもあざとかったし) 今は、楽しい思い出と、時々怒り。揺れ動いています。こういう状態も観劇後の楽しみの一つなのかも知れません。ナマ竜を楽しむ為に一生懸命いいほうに捉えようとしておられるあんこさんを見習わなくては。 私、藤原さんの舞台での声が一番好きなんですよ〜 あんこさんは、ノドの調子のいい時に観劇されたんですよね、よかった♪ 釜山の情報、半端に載せてしまいましたが、あれからゾロゾロ出てきて、それも韓国のものばかり。テレビも色々録画したけれど、つかまえられませんでした。日本ではあまり取りあげられなかったのかな・・これから来年の舞台まで、ホントはお顔だけでもちょっと拝見したいけど、ゆっくり休んで頂きたいです♪
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003の母
at 2007-10-11 12:01
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9時28分にコメント頂いた非公開様、こんにちは♪
まず、、、ごめんなさい。 この記事を書いてから、やっとファンの皆さんのブログに書かれた感想を一つづつ、じっくり読ませて頂きました。みなさん、きっちり偏見や差別に関して認識しながらも、藤原さんの演技を楽しんでおられる。コメントを残そうと思うのに、何て書いたらいいか考えあぐねて時期を逃しています。だから、私へのコメントも書き辛いだろうなぁと、よく分るだけに、非公開にされた事、申し訳ない気持ちで一杯です。 一年ぶりに観られたのに、どうしてこんなに怒っているのか・・帰りの電車で窓から夜の街の明かりをボーッと眺めながら、一瞬、藤原さんへの熱が冷めてきたのかと考えた時、メチャメチャ悲しくなって。家に帰って、布団の中でパンフをめくり、藤原さんの写真を見て、ああ、やっぱり好きやわ〜って(笑) あの突き抜けた演技、スーツ姿の時のキラキラした横顔、スにもどったような早口のせりふ。凄い熱演でした。 楽しかったんですよ〜・・ もう思い出になってしまって、さびしいです。
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003の母
at 2007-10-11 12:08
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11時5分にコメント頂いた非公開様、こんにちは♪
いえいえ、大丈夫ですよ〜 実は、非公開様のコメントを読まずに劇場に向かったんですが、開演前に比較的空いていた二階のトイレに並んでいて、千鳥格子の大きめのバッグを持ったメガネをかけたご婦人と目が合ったんです。後からコメントを拝見して、ひょっとしたらあの方だろうかと、一人うれしくなったりしてました(笑) 舞台の感想、思ったままを書いちゃって、本当!!お恥ずかしい(大汗)最近忘れっぽいから、書き留めておこうと単純にここに載せてしまって。個人的にメモしておけばよかったのに。 公開したのを今ごろ後悔(野田さんかいっ!) 藤原さんの釜山での笑顔ステキですが、お帰りになってからはゆっくり休んでおられますように、願っています。
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003の母
at 2007-10-11 12:17
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うりさん、こんにちは。
私も、蜷川さんならどんな演出をされただろうと考えました。 藤原さんのコミカルな演技は、以前『滝の白糸』ではまだ上手く出来なかったと思うんですけど、『オイル』では、橋本じゅんさん達との共演や野田さんの演出によって喜劇的な部分もとても上手く表現しておられた。だからオイルの辛いラストへと観る方も自然に心が動いてゆけたのだと思えます。 藤原さんにとって『ハムレット』は本当に特別強烈な体験だったんでしょうね。私は観ていないので想像するだけですが、あれ以来、シリアスな演技は必ずハムレットが入る。ロミオの後半もデスノートのラストも、ハムレットが入っていた。 蜷川さんは、『オレステス』で藤原さんを雨やぼろ布を纏わせてとことん痛めつけて、藤原さんからハムレットを追い出した。オレステスはオレステス以外の何者でもなかった。今思うと、凄い芝居でした。 一年経ってバサ−ニオを観た時、彼が熱演すればする程、その喜劇性が私の中で空回りしてしまって・・ あんなに一生懸命演じておられたのに。私は何て冷たいファンなんだろう・・
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003の母
at 2007-10-11 12:25
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21時55分にコメント頂いた非公開様、こんにちは(変な言い方で、みなさんゴメンなさい)
『キャバレー』ご覧になったんですね!私はチケット取れませんでした。大阪はまだだと思うので内容については私もレスに書かない方がいいのかな(書きたい〜!) 『ウエストサイドストーリー』は映画でしか観てなくて。あれをナマで観たら迫力あるでしょうね! 『オセロ』、これもまた行けません。ああ・・すごいな〜 また聞かせてください♪(ホント、芝居の感想ですから公開にして欲しいという声が聞こえますが、いかがでしょう。笑)
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003の母
at 2007-10-11 12:30
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22時57分にコメント頂いた非公開様、こんにちは。
ブログのご紹介ありがとうございます。さっそく拝見!楽しいブログですね〜!! ヴェニスの商人の感想、読ませて頂きました♪私と違う所は1ケ所だけ(笑)星空を見上げて愛を語るシーン、ス・テ・キ、と思えなかった所です(汗) ああ私って、ホント素直じゃないですね〜、つくづく思いますワ。 コメント書く欄がなくて心残り。私はトラックバックをなくしました(一時、変なのが一杯入って面倒になっちゃったんです) またお邪魔させて頂きます♪
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LUICO
at 2007-10-11 23:32
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003の母さん、こんばんは~。
全然、楽しい思い出に水を差されてませんから、大丈夫ですよ~。 結構受け付けないという意見をいろんな方のブログで拝見しているし、その詳しい理由がわかってむしろありがたいくらいです。 私はいろんな差別、そしていじめはいつの時代になってもなくならないもので、知らぬ間に加害者になっていたりする事実や正しいと思ってしたことは実は正しくないとか、いろんな皮肉をこめているのだと思います。それを喜劇にしてつきつける!確かにいやみな演出です。 バサーニオは戯曲よりさらにあくどい奴になってましたが、いつの時代もそんなお調子者が人気者だったりするわけで・・・ でもどう考えても、シャイロックが気の毒です。いつもされていることを仕返したにすぎないのに。私は何がいいたいのか、自分でもわからん(アホです)。 釜山映画祭ワイドショーでは取り上げられませんでしたね。残念。
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あんこ
at 2007-10-12 11:00
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おはようございます!
あれー?なにか朝から力仕事したのでしょうか?(って自分で覚えてないのか?)キーボードたたく手が震えてしまう・・(汗) そうか!古新聞と段ボール箱の整理したから・・・? すみません、、、つまらん独り言から入ってしまいました。 本当に釜山映画祭の情報は、キムタク以外、ワイドショーでは取り上げられませんでしたねー(怒) ワイドショーもテレビ局やスポンサーのメリットになる話題が中心なのだと恥ずかしながら、最近知ったのでした。 しかし、寂しいですね~! 藤原さん、外国の俳優さん達とは、英語でコミュニケーション取れたでしょうか?・・・情報が無いと色々と想像してしまう今日この頃~(笑)
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003の母
at 2007-10-12 12:40
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LUICOさん、こんにちは〜
コメントありがとうございます♪ 私がお邪魔したファンの方々のブログには、とても楽しい観劇をされた様子が生き生きと書かれていて、もう読んでるだけでセリフや動きが蘇ってきました。 受け止め方が色々あるっていうのは、奥が深い演目という事でしょうね。観る前に読んだ朝日新聞のインタビュー記事では「偏見や差別といった物語の主題とは距離を置いた役柄」と紹介されていました。でもパンフのキャスト欄にはシャイロックの後に、アント−ニオではなくバサ−ニオがきてるんですね。主題とは距離を置いた人物が二番目に来るって不思議な感じがします。藤原さんも「大役ではないけれど」と語っておられるのに、あんなハードな役だったし(笑) 後からどんどんオモイが膨らんでくる芝居です。月日をおいてまた感想を書けたらと思ってます♪ 釜山の模様、テレビでチェックしたんですけどネ・・残念!
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003の母
at 2007-10-12 12:52
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あんこさん、こんにちは!
いきなり笑わせて頂きました(爆)ありがとうございます♪ 私も、ゆうべ友だちが飼い始めた子犬を一時間ぐらい抱かせてもらったまま話し込んでいたせいか、首がガンガンにこってます。 釜山の映画祭、テレビ放送なかったですよね。 キムタクの時、テレビで大騒ぎしてる様子が流れていたので、期待と少し不安も感じつつ、チェックしたんですけど。不安的中。 今、公開中の映画もないし、まあ仕方がないのかな〜。インターネットがあってホントよかった!! 英語で話しておられる雰囲気はなかったような・・ 通訳の酷さにちょっとイライラさせられましたが、あれでちゃんとあちらの方に伝わったんでしょうか。 あの笑顔だけで充分かもしれませんが♪
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あいち
at 2007-10-13 15:04
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兵庫公演から約一週間。
一度しか観れなかったので竜也君の姿を中心に見ました。なんと今回いちばん印象に残ったのは箱選び二回目の姿。それも、足が・・・うっ・・・うつくしかった。上半身と動きは、おじいさんなのに出ている足がピチピチ。もお、やられた~。いっしょに観てくれた友人は箱選びの三人が、すべて別人にみえたそうです。竜也君の変身が上手すぎたのね・・・ そしてファンクラブの感想にもあった「唾吐き」まさかこんなに回数が多いとは知らずびっくり。見えるほどの席ではなかったので音だけでしたけど。 舞台全体の感想は単純に楽しかったです。いつも苦悩している姿が多いので笑わせてくれるって言うだけでうれしかった。 市村さんが舞台中央で座り込んでつぶやくように歌うシーンは小さく囁くような声なのに響き渡っていてすばらしいな~さすがだな~って。 生演奏もよかったです。なぜか最初のシーンをよくみてなかったのでDVDでもいいからもう一度みてみたい。ハムレットも観たことがないのでみたいです。悲願!!
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at 2007-10-13 17:45
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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at 2007-10-14 13:01
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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003の母
at 2007-10-15 08:46
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あいちさん、おはようございます。
楽しい感想、ありがとうございます♪ 私もあのアラゴンじいさんの足にはドキッとさせられましたよ〜 面白い顔をしたおじいさんだと油断していたら、腰が曲がった姿勢で後ろ向きになられると客席にお尻を突き出した形になるわけで(笑)赤いコリッとしたお尻と白い脚、可愛いクツが細い足首を強調していて、ナマメカシイという表現がぴったり。 三番目の箱の前に立ったバサ−ニオがお供の人達とニヤニヤしながら早く箱を開けたくてウズウズしている様子や、さんざんゴタクを並べて箱を開けたとたん出てきた骨人形を見て、何これ?って感じの言葉をスにもどったように言う声のトーン。 今思い出しても、藤原さんのコミカルなシーンはどれも楽しいです。苦悩する役柄から一転、こういう芝居を見せてくれたのに、素直に喜べなくてもったいなかった〜。何度も観たら、きっとテーマ等忘れて楽しめたと思えます。これからは思い出の中で楽しみますワ。面白い残像が一杯ありますし(笑) また遊びに来て下さいね♪コメントありがとうございます!
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003の母
at 2007-10-15 08:56
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13日17時45分にコメント頂いた非公開様♪
おはようございます! 素敵なブログを教えて下さってありがとうございます。さっそく見てきました。 「森谷モノクロ研究所」10月2日付けの記事「目撃者」ですよね。 http://ph-moriya.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/post_224d.html (直接とべないのですが一応アドレス載せておきます) 10年前のオーディションでの藤原さんのまぶしい姿と、その姿に見愡れている人達の様子が目に浮かぶようです。天性の才能と魅力が内から湧き出てくる、こんな人っているんですね♪ ホリプロのスカウト女史、よくぞ藤原さんの書類を通過書類に潜り込ませてくれました!今さらながら感謝!!(笑) 非公開様もまたよかったら遊びに来てください♪ コメントありがとうございます!!
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at 2007-10-15 10:49
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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003の母
at 2007-10-15 11:49
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14日にコメント頂いた非公開様、初めまして!
ヴェニスの感想ありがとうございます!! 今朝レス書いていて文字数オーバーで手間取っている内に時間オーバー(汗)遅くなってすみません。 観劇後、どうしてあんなに腹が立ったのか・・笑われるのを承知で白状します。 藤原さんが演じておられたコミカルな仕草やセリフを楽しむのを、芝居のテーマ(本筋、メッセージ)に邪魔された、だから腹がたったんです(今頃気づきました) シャイロックを悪者として描かず、差別や偏見をありのまま観客につきつけて見せる、これが演出家の狙い。なら、どうしてあれ程藤原さんに笑いをとらせたの。喜劇抜きで差別や偏見や親不孝をとことん救いようもなく見せつければよかったのに。藤原さんご自身も「テーマから距離を置いた役だから楽しみたい」と語っておられましたが、喜劇的な部分を別個に楽しめばいいという事だったんでしょうか。本筋から外れた所でハードな役を熱演しておられた藤原さんに、もっと集中したかった。素直に楽しみたかった。芝居全体が喜劇なら藤原さんのコミカルな演技を満喫できたのに。 テーマに邪魔されてしまった・・(長いので下につづきます。汗)
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003の母
at 2007-10-15 11:58
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(上のレスのつづきです)
藤原さんが重い役を演じられる時、「古典的に朗々と詠うように」セリフを発し、言葉の意味がしっかりと心に伝わってきます。今回の芝居では、軽やかに早口で流れるようにセリフを放ったせいでしょうか、時々、意味が上滑りしているように感じました。早口で、というのは演出家の指示だと思いますが、真面目な人だから役柄の「軽さ」を意識して工夫されたんでしょうね。市村さんのようにスタッカートの早口ならば、一つ一つグサッグサッと頭に入ってゆくんですが・・・ 今回、消化不良のまま載せた感想に、皆さんから沢山のコメントを頂いて一緒に考える事ができ、本当に有り難いと思っています。自分一人じゃなかなか考えがまとまらない・・・ヴェニスの商人って、演出家次第で両極端に表現でき、受け取る側にも賛否両論ある芝居だとつくづく感じました。今は、藤原さんの楽しいシーンだけ思い出すようにして、次の舞台を待ちます〜 また遊びに来て下さい!!コメント頂いてうれしかったです♪
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003の母
at 2007-10-15 12:02
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今朝コメント頂いた非公開様、こんにちは!
公開コメントとの文章の違いに、うれしい驚きです(爆) ブログ、毎日チェックさせて頂いてますよ〜 ああ、私もそろそろ更新しなくちゃ(汗) メール、ちょっと恥ずかしい・・・ コメント欄設定、期待していいですか〜(笑)
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