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2006年 05月 19日
1998年11月14日夜10時、日本テレビ『世紀末の詩・第6話天才が愛した女』に藤原竜也さんがゲスト出演していた。野村伸司脚本による幻想的な雰囲気が漂う1話完結、愛を描いたドラマ。ジョンレノンの歌がこれ程似合うドラマも珍しい。これまで藤原さんが出ているからというだけで、いろんなドラマを見てきた。学園もの等、ふつう絶対見ないようなものも沢山あったが、このドラマはいい。エンドロールまで完璧。『凍りつく夏』の場合、原作は読んでいないので分からないが、そうあっては欲しくないという終わり方だった。私が思い描いていたラストは、「継母と兄姉が外で呆然と見守る中、父と裕介(藤原さん)が燃え盛る家の中で、お互いを理解し合えたかどうかハッキリ分からせずに一緒に死んでゆく」というもの。こういうラストはテレビでは過激すぎるのか、分かりづらいのか。
『世紀末の詩』では、優しすぎて人生に失敗しそうな若者・野亜(竹野内豊)と硬派顔だが人生を語らせたら面白い百瀬(山崎努)、その娘・佑香(松本恵)など、様々なタイプの人間が登場。藤原さんは佑香のボーイフレンド馨(かおる)役。あのパーマ頭だった。身毒丸のインパクトが強すぎて、あのサラサラへヤーがいつまでも心に焼き付いているせいか、やはり少し違和感がある。亡くなった天才ピアニストの一人息子役だが、ピアノと恋のライバルである徹(徳山秀典)の母と彼の母は、過去の恋のライバル同士。過去の記憶に悩む母(南果歩)が過剰な愛とライバル心で馨を悩ませる。 自分の才能に不安を抱きつつ、母の期待に答えようと苦悩する馨役の藤原さんが、けなげで愛らしい。また、出てくる人物全員の存在がていねいに描かれていて、物語に厚みをもたせている。ジョンレノンのスタンドバイミーが効果的に流れ、夕陽が独特の雰囲気を作り出す。ラストで、指が短いのを苦にした馨がとった行動はあり得ないが、このドラマの非現実的な雰囲気の中では、許されるかもしれない(ただ、ピアノをひくシーンがちょっと恥ずかしい) 演奏を聞きながら、山崎さんと竹野内さんが人生や愛について淡々と語る 「恋をして愛に移行するのは難しいんだとつくづく思いましたよ」 「ああ、恋は喜びや楽しさで、やがて終わってもアルバムにはさめるものだ」 「ええ、時々懐かしんで開く事もできる」 「だが愛は違う。愛はかなしみをも刻み込むものだ。互いの心に思い出にできない傷を刻み込む。人は所詮、孤独な生き物だから、相手に深く傷を負わせ、また一方で包帯をもちよるという自虐的な事をする」 「その瞬間のつながりが永遠の安らぎにかわる事が愛なんですね」 文字にすると気恥ずかしくなるようなセリフが自然に語られる。 エンドロール。レノンのLOVEが流れるなか、過去の記憶がみかん色の夕陽にとける。 ドラマの事を詳しく書くつもりはなかったけれど、ついつい長くなってしまいました。 この放送の頃、コンビニで立ち読みした雑誌ぴあに藤原さん出演の朗読劇『卒塔婆小町』の事が載っていました。11月24日、東京一日だけの公演で、行けない私は、三千円だからきっと短いものだろうと自分に言い聞かせていました。 トップランナーで、この芝居の台本を読まれた時は嬉しかった・・・ 『ライフ・イン・ザ・シアター』も残すところあと13公演。もう一度観たいなぁ・・ 「雨、降るよね」 ええ、よー降りますわ
by shintoku0
| 2006-05-19 13:51
| 藤原竜也ファイル
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Comments(2)
「世紀末の詩」、なつかしいですね〜
衝撃のラストに呆然としたものです。 「卒塔婆小町」の朗読、1日だけだったんですか・・・ わたしも「トップランナー」を見て小躍りした一人です。
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Ryokoさん、こんにちは。
時々、昔のビデオを見ますが、ドラマとなると見たいものが限られてきます。一番気軽に見ているのは「かまいたちの夜」なんです。変かな〜 卒塔婆小町は、あの頃得た情報では一日だけで、2部構成でした。観ていないので自信はないんですが(汗)
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