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1 2014年 02月 01日
試写会が続く中でタイムリーじゃないメモを
蜷川さんの「演劇の力」を読んだ。 生まれてから「パンクじじい」になるまでの話や、公演ごとのエピソードなど興味深い。 413ページの内52ページが本書のための語りおろしで残りは過去のエッセイやパンフからの引用等なので、重複しているお話もあるけれど、蜷川さんのシャイな語り口がとても初々しく感じる本でした。 その中でもやはりくり返し読んでしまうのは藤原さんに関することばの数々。 『弱法師』 僕は自分で初演は失敗したと思っているんです(中略)それと初演の時は、本当は主役の俊徳をショーケンがやるはずだったのが駄目になったという経緯があるんですよ。それ以降、俊徳をやれる俳優に出会わなかったのが、藤原竜也君ならぴったりだと最初に会った時から思っていた。 俊徳は誰が見ても美少年であるというのが絶対条件で、しかも芝居がうまくないといけない。それに、実は『身毒丸』と『弱法師』って同じ説話の系譜にある作品なんですよね。そういう意味でも、今の藤原君で『弱法師』をやるのは条件として最高だと思っています。 俊徳役の藤原竜也君は、古来日本の貧しい民衆の救済だった少年の伝説を体現する神話的魅力を(中略)見せてくれるでしょう。 『ハムレット』 藤原竜也君と井上芳雄君と小栗君の三人ともに、”父親を失った青年”の役が与えられていた。(中略) 三人に「ハムレットを演じられるようにしておけ」と言ったのね。藤原君のハムレット上演後に突然お客さんに「これから小栗君が『ハムレット』を朝までやります」といって、まったく違った『ハムレット』をやりたいと思ってたんですよ。言ってみれば”幻の共演”で、それは俳優教育でもあったわけです。 『身毒丸 復活』 この作品で俳優として生まれ、およそ十年を経てまた原点に帰って来た藤原君も、年月を良い意味で払拭するようなシャープさと初々しさを鍛えた肉体に宿らせて稽古場に今、立っています。 (直接褒めることはあまりないと言っておられたけれど、こんな素敵な褒め言葉、読んでいるだけで胸が躍り熱くなってきます) 『ムサシ』 鎌倉行きの後で届いた台本には、このときのみんなの印象がさりげなく盛り込まれていました。井上さんはお茶を出しながら、俳優をちゃんと見ていたんですね。武蔵と小次郎を演じる二人の違いも描かれています。竜也はちょっとストイックで、ひたすら芝居のことを考えている。余計なこともしゃべらない。都会育ちじゃないから、自己表現もあまりあからさまにはできず、不器用です。それが武蔵にも反映されています。(「ぼくらの時代」でも、都会育ちの小栗さんや海老蔵さんとの違いがよく分かりました) 税抜き2200円とちょっと高いので図書館で借りて読みましたがお薦めです。 (神様のカルテ2の前売り特典クリアファイルは櫻井さんと宮崎さんの写真が大きく表と裏に載ったものだったので、今回は慌てて買わないことにしました) ▲
by shintoku0
| 2014-02-01 10:48
| 藤原竜也 メモ
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Comments(20)
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